中国共産党中央政治局常務委員会委員でもある呉邦国全国人民代表大会常務委員会委員長は21日、北京の人民大会堂で、日本衆議院議員でもある小沢一郎自由党元党首を名誉団長とする日本第12回"長城計画"友好交流代表団の主な団員と会見しました。
呉邦国委員長は、「1989年から開始された"長城計画" 友好交流プロジェクトは、中日友好関係の発展を促進し、また両国人民の相互理解を深めるなどの面で、積極的な役割を果たした」と述べました。
呉邦国委員長は、「中日国交正常化が実現されてから30余年来、双方の共同の努力の下で、経済貿易協力は急速に発展し、人的交流は持続的に増加し、各分野での交流は絶えず深められてきた。この平和友好な局面は容易に得られるものではない。これを大切にしなければならない。双方が『中日共同声明』などの3つの政治文書の精神に基づいて慎重に双方の関係を処理し、積極的な要素を発揚させ、消極的要素を克服し、両国関係の政治的基礎を深化させ、両国の平和共存、世代友好を促進していくことを希望する」と述べました。
これに対して、小沢一郎名誉団長は、「日中両国が平和友好関係を発展させることは、アジアの安定と世界の平和に極めて重要な意義をもっている」と述べました。
|