中国外務省の孔泉スポークスマンが21日北京での記者会見で、「上海協力機構の発展を中国は確信している」と述べました。

孔泉スポークスマンはその際、「上海協力機構の誕生は偶然ではなく、その設置はこの地区各国が平和で安全な環境の下に経済建設に従事し、相互の協力強化を期待したためである。この機構の誕生3年来、すでにメカニズム的建設は終了し、テロ取締り、安全保障など分野の協力では確実な進展を見せ、経済協力と貿易など分野でも有益な模索を行ってきた。上海協力機構の加盟国が安全保障、経済協力と貿易における協力を重点とし、各加盟国間の交流と協力を全面的に推し進め、この地区の平和と安全を実現するものと中国は確信している」と強調しました。