中国外務省の孔泉スポークスマンは21日北京での記者会見で、「鉄道輸送を通じての中国への原油提供をロシア側に期待している」と述べました。

孔泉スポークスマンはその際、「ロシアのユコス社は財政問題に直面していることから中国への原油輸出量を減らしたが、原油の提供はこれまで中止してはいない。中露両国のエネルギー分野、特に石油分野の協力を強化し、鉄道輸送という方式で中国への原油提供規模を拡大することは、中露双方がしばらく前行ったエネルギー会議で達した基本的な共通の認識であり、関連企業がこの面で努力するのをロシア側が催促するものと中国は信じている」と語りました。