IAEA・国際原子力機構の理事会会議に参加するため15日ウィーンに到着したイランのムサビアン代表は、「イランは、その核問題を国連安保理に付託することを恐れない」と表明しました。
ムサビアン代表はその際、「もし、イランの核問題を安保理に付託するなら、これはイランとIAEAとの協力における後退だ」と強調した上で、更に、「イランがこれに反対する理由は、エルバラダイIAEA事務局長が報告で、イランの核計画に対する査察がすでに進展を遂げたと明らかにしたからだ」と述べました。
エルバラダイ事務局長は14日、IAEAがこれまでに行った査察はイランが核兵器開発の計画を持っていることを立証できないと明らかにしました。
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