中国外務省の孔泉スポークスマンは9日、北京で行われた記者会見で、インドネシアにあるオーストラリア大使館が襲撃を受けた事件について、「中国側は事態の成り行きに非常に注目しており、関連の国、政府と国民に見舞いの言葉を述べる」と表明しました。
孔泉スポークスマンはその際、「当日午前、ジャカルタで起きたオーストラリア大使館を対象とした襲撃事件は、その規模と死傷者の数がたいへん多く、ショックを禁じえない。中国はインドネシア政府が現在、緊急措置を講じ、警察が取り調べを行っていることに注目している。この襲撃事件の起因と目的について、更に一歩進んで調査を行う必要がある」と述べました。
孔泉スポークスマンは更に、「現在把握している情報では、中国系会社のスタッフ4人が襲撃事件で負傷したが、現在、すでに病院で手当てを受けている。中国のインドネシア駐在大使館は関係者を派遣し、病院へ見舞いに行っている」と述べました。
報道によりますと、9日、インドネシアにあるオーストラリア大使館の外で爆発が起き、すでに数人が死亡し、けが人が百人を上回っているとのことです。(09/09)
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