孔泉スポークスマンは「中国とシンガポールの関係は平等と相互尊重を踏まえて結んだものだ。しかし、リー・シエンロン首相は中国の主権と領土保全に関連する問題で中国政府の厳正たる立場を無視し、両国関係の政治基盤を破壊した。今回の台湾訪問は台湾海峡の情勢を理解し、地域の平和と安定を促進させるためのものだと言っているが、事実上、リー・シエンロン首相の台湾訪問はすでに台湾独立勢力に対する容認と支持となった。これは地域の平和と安定に不利であり、最終的にはシンガポールの利益を損なうことになるだろう。シンガポールは自国の独立自主の権利及び、国際地位を維持するには中国の主権と中核となる利益への損害をその代価にするべきではない。中国とシンガポールは両国間の関係を大事に守るべきだ。当面、両国の関係が直面している困難はまさにシンガポールが一方的に作ったものだ。実際行動で中国人民からの信頼を得るため、問題の重要性を正視するよう中国側はシンガポール側に希望する」と述べました。