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(GMT+08:00) 2004-06-23 13:28:56    
六ヶ国協議、三重の試練に直面している

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 中国、朝鮮、アメリカ、韓国、日本とロシアの代表は23日、北京の釣魚台国賓館に再度集まり、朝鮮核問題に関する第3回六ヶ国協議の幕開けをしました。中国外務省の章啓月スポークスマンは、「会談が実質的な問題に入るのにつれ、困難も益々多くなってくる」と強調しました。また、これと同時に、その他の各方面も会談の直前に、慎重と控え目の姿勢を保っています。これらのことから、六ヶ国協議は最も困難な問題の話し合いの段階に入ったことを意味します。今の場面を打開して、新しい局面を作り出せるかどうかをめぐり、各方面はまさに自信、忍耐力と誠意という三重の試練に直面しているのです。

 六ヶ国協議は去年8月に、初回の会議、今年2月、第二回会議を開き、その後、二回にわたる作業部会も開かれました。これまでの道を振り返ると、協議はセンセーショナルな大きな進展は見られていないが、紛争の平和的解決原則の確立や、政治対話のプラットホームの構築、紛争の解決方法の模索において、一連のしっかりとした成果を得ました。一方、今回の協議から、各方面は問題の「ハードコア」、つまり、紛争解決の具体的な措置と段取りについての話し合いが避けられないと予想されています。この「ハードコア」をめぐり、率直で、誠意のこもった話し合いを行い、しかもこの対話を続けさせていけるかどうかは、政治的対話で朝鮮核問題の解決を図る各方面の自信に対する新たな挑戦と言えましょう。

 関係筋によりますと、二回の作業部会の会議を経て、六ヶ国はすでに共通認識に達しました。つまり、朝鮮の原子力施設の凍結をもって、その核放棄の第一歩とし、各方面は同時に補償的な対応措置を講じていくことです。しかし、どのように凍結し、補償を行い、どちらが先に行動を取るか、もしくは同時に行動するか、これらは今回の会談の焦点となるでしょう。

 しかし、この焦点となる議題をめぐり、主な対立双方である朝鮮とアメリカの立場には明らかな相違点が見られます。双方は核凍結の範囲及び「対応措置」の中身や、行動を取る順番に対して、それぞれ異なった見解を抱いています。今回の会談では、アメリカと朝鮮はそれぞれの具体的プランを提出し、他の各方面も提案を出すことが考えられます。朝鮮半島の核問題は複雑に交錯し、また、各国の利益にかかわっているため、いざ実際行動になると、各方面は慎重に慎重を重ねて、自国に最も有利で、且つ、会談を破壊しない方案の提出に全力を挙げることでしょう。過去の会談の中で、中国側は各方面に相違点と困難に対し、「十分な忍耐力」を保つよう呼びかけ続けてきました。実質的な問題の議論に入った第3回会議では、これが最も重要なポイントと言えましょう。

 マスコミは、朝鮮半島の核問題が過去に繰り返して激化され、長期間にわたり解決できなかったことの根源は、アメリカと朝鮮との間に相互理解と基本的な信頼に欠けているからだと指摘しています。今になっても、朝鮮はアメリカが軍事的打撃を加える企みを放棄していないと指摘し、また、アメリカも朝鮮の核兵器開発はアメリカの東アジアでの戦略的利益を脅かしていると非難しています。双方がかくも信頼していないことは、中国側が「疑いをなくし、信頼を増そう」ということを六ヶ国協議の重要な目標に据えた理由です。

 朝鮮半島の核問題の解決は朝鮮の安全と発展にかかり、と同時に、アメリカの全体的な安全戦略にも影響しています。この紛争が長引けば長引くほど、米朝双方、ひいては他の関連方面に不利です。また、六ヶ国協議は新しい政治対話メカニズムとして、その強化と発展のために持続的に実際の成果を収め、その維持と推進を図らなければなりません。このため、第3回六ヶ国協議が行われる際、国際社会は米朝双方が今回の会談で信服できる誠意を見せ、より効果的な直接の接触と対話を行い、会談により協調的な雰囲気を作り出すことを期待しています。