中国外務省の劉建超スポークスマンは3日北京の記者会見で、「日本人社長による中国人女子研修生覗き事件は、中国の女子研修生の人身の権益をひどく犯した事件で、中国側は、法に基づいて、これを公正的に処理するよう日本の警察当局に要求する」との態度を表明しました。

　5月9日、9人の中国人女子研修生は日本側が用意した更衣室でビデオカメラが仕掛けられていることを発見し、直ちに警察に通報しました。

　これについて、劉建超スポークスマンは、「中国外務省は、このことを知った後、中国の大阪駐在総領事館員を現場に派遣し、9人の女子研修生をお見舞いすると共に、地元の警察に交渉を申し入れ、真剣に事件を調査し、日本の法律に基づいて公正的にこれを処理するよう日本の警察側に要求した。現在、この事件は処理中で、中国外務省と中国の大阪駐在総領事館は事態の発展を注意深く見守っている」と述べています。（06/03）