第三回ボアオアジアフォーラム2004年次総会が今日（24日）中国南部の海南省ボアオで開幕しました。

開幕式では、ボアオアジアフォーラムの理事長で、フィリピンのラモス元大統領が歓迎の挨拶をした後、インド、ドイツやアメリカの商工業界の代表らも挨拶を行い、中国の胡錦涛国家主席が「中国の発展、アジアのチャンス」というテーマの基調演説を行いました。

この中で、胡錦涛国家主席は「中国の発展はアジアと切り離すことができなく、アジアの繁栄も中国を必要とする。中国は平和発展の道を堅持し、平和、発展、協力の旗を高く掲げ、アジアの国々と共に、アジア振興の新しい局面を切り開き、人類の平和と発展という崇高な事業に更に貢献していく」と述べました。

二日間にわたって開かれているこのフォーラムでは、アジア経済の一体化、アジアの供給チェーンとアジアの金融協力、エネルギー問題、IT分野の協力などについて、講演を行い、討論を繰り広げることになっています。