日本の時事通信がカタールの衛星テレビ「アル・ジャジーラ」の11日の報道として、イラクで人質となった3人の日本人は当日、ファルージャ付近で解放されたと伝えましたが、「アル・ジャジーラ」はその後直ちに、「日本人人質はすでに解放されたと報道したことはない」と強調しました。
報道によりますと、イラクの武装グループ「サラヤ・ムジャヒディン」は8日に日本人3人を人質にしたと発表し、「もし日本政府が3日以内にイラクに駐屯している自衛隊を撤退させなければ、人質にした3人を焼き殺す」と脅迫していました。これに対し日本政府は、自衛隊のイラクからの撤退を拒み、「日本はテロリストからの脅迫に屈しない」との強硬な態度を取っていました。
尚、日本の川口外相は10日夜録音したテレビ談話を通じてで3人の日本人人質をいち早く解放し、その安全を保証するよう「サラヤ・ムジャヒディン」に強く求めていたもので、これに対し武装グループ「サラヤ・ムジャヒディン」は、当日24時間以内に日本人人質を解放すると発表したものです。 (04/11)
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