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(GMT+08:00) 2004-02-27 18:35:18    
6ヶ国協議、実質的な進展を見せ、朝鮮は核開発の全面停止に同意

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第2回6ヶ国協議は26日は二日目に入り、この日、会談の実質的な進展が見られ、朝鮮側は『核開発の全面停止』という提案を出しました。 今回協議に参加している中国代表団の劉建超スポークスマンは、当日、全体会議の後に行なわれた記者会見で「各国側は朝鮮の『核開発の全面停止』という提案を歓迎し、これは核放棄を実現する必要な段階だと見ている。これと同時に、ホスト国である中国の態度はますます素晴らしくなり、各関係側の高い評価を受けている」と述べました。 そこで、今日は協議現場からの張宇清北京放送記者のリポートを送りしましょう。 26日の全体会議は朝9時40分から始まり、4時間続けられました。 これについて、劉建超スポークスマンは「各国側は朝鮮半島の非核化を実現させる第一段階の行動と措置について討議した。それぞれは朝鮮の提出した『核開発の全面停止』という提案を歓迎し、これは核の放棄を実現させる必要な段階であると見ており、朝鮮側の関連要求に理解を示し、見解を一致させ、実務的で深く突っ込んだ討議を行なった。各国側が合意に達すれば、中国は共に朝鮮にエネルギーの援助を提供することになろう」と述べました。 劉建超スポークスマンがこうした情況を伝えたのは、今回協議の最も重要な目標、つまり朝鮮半島の非核化を実現させる第一段階の行動の方向性と基本的な枠組みが既に明確になったことを意味しています。 劉建超スポークスマンは又、次の二つの情報を伝えました。その一は各国の代表団は現在、今回協議の最終文書について討議し、それぞれが満足できる文書が生れることを希望しています。これは今回協議の最終段階に書面合意ができる事が既に基本的に問題がないことを表しています。その二は、協議がいつ閉幕するかはまだ決まっておらず、会談の終了日は会談の進展によって決まるということです。つまり、各国側は会談の成果が上がって初めて北京を離れ、現在は閉会のことを考慮しない方に傾いています。26日に最も注目された動きは、朝鮮とアメリカの代表団が2回目の二国間会談を行なったことです。 25日に続き、双方がまた2回目の会談を行なったことは、前日の会談が行き詰まっていなかったことを物語っていると見られています。 疑いもなく、今回の協議が最終的に大きな進展を納め、実質的な成果を上げるとすれば、朝米双方の頻繁な接触によるものと言えるでしょう。これと同時に、こうした頻繁な接触は朝鮮の態度が非常に積極的なもので、何らの成果なしで北京を離れたくないことを表しています。 協議が二日目に入って、注目されたのはホスト国の中国の態度が一層素晴らしくなったことです。会議へのサービスは前回より更に周到になったほか、毎日会談が終った後に、中国側は記者会見を行い、中国代表団のスポークスマンは内外の記者に会談の進展状況を伝えることです。中国側はこの方式を通じて、会談の世論の主導権をしっかりと掌握し、憶測が広がるのを防ぎ、会談が健全な世論環境の中で進められることにとって重要な役割を果たしています。