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(GMT+08:00) 2004-02-24 17:14:20    
第二回北京六カ国協議

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世界に注目されている第二回北京六カ国協議は25日から北京で開かれます。中国外務省の高官は「今回の協議が成果を収め、この交渉プロセスを継続させていくことを期待する」と表明しました。今日のこの時間は、これについてお話ししましょう。

去年の8月末に第一回六カ国協議が北京で開かれた後、中国は第二回六カ国協議の開催のため、どのような努力をしてきたのでしょうか。これについて、中国外務省、第2回六カ国協議の劉建超スポークスマンは「中国は協議の主催国とし、第一回協議が開かれた後、第二回協議の開催と交渉プロセスの維持のため、多くの和解活動を行ってきた。朝鮮やアメリカそれに各方面などと多くの場所で各レベルと有益な交流を行い、今回の協議の開催のために重要な役割を果たした。われわれが特に強調すべきなことは、各方面が今回の六カ国協議の開催のために、それぞれ寄与したことだ。今、各代表団がすでに北京に到着し、協議開催の前、中国側は各代表団と様々な形で接触を行い、各方面の相互理解を更に深めさせ、協議の順調な開催のために討議を行った。今、準備活動がすでに整い、われわれが協議期間中、各方面の努力によって成果が収められることを期待している」と述べました。

第一回と比べて、第二回六カ国協議の意義は、本質的な討議を行うことです。中国外務次官で、第二回六カ国協議の中国代表団の王毅団長はこのほど、韓国、日本に赴き、交渉を行い、北京に戻った後、今回の六カ国協議について、次のように話しています。

「第一回六カ国協議は各方面がそれぞれ立場を説明し、相互理解を深めた会議だが、今回の協議は本質的な問題を討議することになる。しかし、本質的な問題を討議する際に、見解の不一致と対立を避けることができない。だから、われわれは主催国として、建設的な態度で今回の協議に参加するよう各方面に呼びかけた。即ち、一国が柔軟な立場を取れば、他の国も柔軟な姿勢を見せるだろう。各方面が共に柔軟な姿勢を示すことで初めて、交渉プロセスを進めることができる」と述べました。

今回の協議で合意事項を文書化できるかどうかが、マスコミに注目されています。中国側の今回の六カ国協議への期待について、劉建超スポークスマンは「われわれは協議開催中、本質的な問題を討議して、具体的な目標を定めると同時に、これらの目標を実現するために、実際的な措置を講じることを希望する。更に、各方面が建設的な態度を示し、朝鮮半島核問題を柔軟かつ冷静に討議するよう望む。しかし、協議が終わる時、共同文書を発表できるかどうか、更にどういう文書が発表されるかは、協議の進展と各方面の交渉結果によって決められる」と述べました。

劉建超スポークスマンは協議の制度化問題についての中国政府の立場については「各方面が誠意を込めて、建設的な態度で平等に交渉を行うことで、朝鮮半島核問題が平和的解決の軌道に乗ることができると思う」と述べました。