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ロシアのプーチン大統領は現地時間の13日、クレムリンでロシアを訪問中のパレスチナのアッバス大統領と会談を行い、両国の各分野における協力、パレスチナ・イスラエル和平交渉のプロセス、シリアとイラク情勢などの話題をめぐって意見を交わしました。
ロシア大統領が公式サイトに載せた両首脳が同日開いた非公開会議に関する発表によりますと、両首脳は中東問題を会談の重点に置き、中東と北アフリカ地域の情勢について意見を交わしました。
プーチン大統領は「2015年はアッバス氏が大統領に就任して10年目だ。パレスチナの政治と経済情勢はますます安定してきており、両国関係は絶えず強まりつつある」と話しました。
アッバス大統領は「ここ数年、ロシアがパレスチナ・イスラエル問題の解決のために払ってきた努力に感謝する。両国はパレスチナ問題に関する見方が一致しており、話し合いや政治的解決を主張している。パレスチナは昨年(2014年)12月、両国が1967年に画定した国境線に基づき、会談と占領終了期限の枠組みを定めた決議草案を打ち出した。フランスはこの草案を検討している。アラブ諸国の外相からなる委員会も近いうちにこの草案について同意するとみている。ロシアの支持も得られることを期待する」と話しました。(殷、小山) 国際・交流へ
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