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ウクライナ国家安全保障会議のルイセンコ報道官が16日、停戦発効後にもウクライナ東部武装勢力から「計129回の攻撃を受けた」と主張し、「この1日で、攻撃により、ウクライナ兵5人が死亡、25人が負傷した」と明らかにしました。
一方、ウクライナ東部の民間武装勢力は、東部の要衝デバリツェボでの戦闘は、「『ドネツク人民共和国』の内部問題であり、停戦合意と関係ない」と主張するとともに、政権側部隊が停戦合意に違反したと非難し、戦闘地域で真の停戦が実現した後に重火器を撤去する用意があると示しました。
ウクライナ情勢の政治的な解決を目指し、ロシア、ウクライナ、ドイツとフランスの4ヵ国首脳は12日にベラルーシの首都ミンスクで会談した結果、現地時間の15日午前0時からの停戦および16日からの重火器の撤去などで合意しました。しかし、重火器の撤去については双方は相手側に先に撤去することを求めており対立点が残ったままとなっています。(ZHL、小山) 国際・交流へ
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