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ウクライナ、ロシア、欧州安全保障協力機構(OSCE)からなる3者連絡グループは10日、ベラルーシの首都ミンスクで会合を行い、多くの問題で合意しました。アメリカのオバマ大統領は同日ロシアに対し、ドイツ、フランス、ウクライナとの4カ国首脳会談で、ウクライナ危機の解決を促すよう呼びかけました。
3者連絡グループの代表らは会合の際、ウクライナ東部衝突双方の重火器撤去、停戦メカニズム、停戦監視などの問題で意見が一致しました。ベラルーシの通信社の報道によりますと、会合ではウクライナ東部地区の地位や現地で選挙を行うことなどについて討議されたということです。
また、オバマ大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナ東部における衝突のエスカレートとロシアの民間武装勢力に対する持続的な支援をめぐって討議し、「アメリカはウクライナの主権と領土の保全を支持する方針だ」と改めて強調し、11日に開かれる予定の4カ国首脳会談においてウクライナ危機の平和的解決案を提示する重要性を指摘しました。
ウクライナ国家安全保障・国防会議は同日、政府軍が拠点とする要衝の港湾都市マリウポリ付近で民間武装勢力の防御線を突破したと発表しました。(殷、林)国際・交流へ
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