中国外務省の華春瑩報道官は5日の定例会見で、「日本は過去と誠実に向きあってはじめて未来を真に手に入れることができる」と発言しました。
1月1日、日本の天皇陛下は新年の挨拶で、今年は戦後70年を迎え、日本はこれを機に「九一八事変(柳条湖事件)」以来の戦争の歴史についてしっかりと勉強し、今後の日本のあり方を考えていくべきだと触れました。同日、安倍晋三首相は年頭所感で、戦後の日本は戦争について深く反省すると共に、自由で民主的な国家として、ひたすら平和国家としての道を歩み、世界の平和と繁栄に貢献してきたと話しました。
これについて華報道官は「日本が言行を一致させ、侵略の歴史をしっかりと認識したうえで対応し、歴史問題におけるこれまでの意思表明や約束を守った上で、歴史を教訓として平和発展の道を歩み、地域の平和と発展に建設的な役割を発揮するよう中国は期待している」と述べました。(ミン・イヒョウ 高橋敬)
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