中国外務省の華春瑩報道官は28日、外務省の定例記者会見で「中国は、第18回SAARC・南アジア地域協力連合サミットがネパールで成功裏に開かれたことに祝賀の意を示す。中国はまた、SAARCとの関係、そして南アジア地域の各国とのさまざまな分野における交流や協力の発展を重視している」と述べました。

　華報道官によりますと、中国外務省の劉振民次官はオブザーバー国として、中国代表団を率いてサミットに出席しました。また、SAARCとの関係を強化するため、中国はSAARC駐在大使を任命し、SAARCとの実務的な協力を深め、SAARCとの関係を高め、この地域の平和、安定と繁栄の促進に積極的に貢献していくとしています。

　第18回SAARCサミットは、26日にネパールの首都・カトマンズで開幕し、会期は2日間です。加盟8カ国の指導者とオブザーバー9カ国の代表がサミットの開幕式に出席しました。（任春生、林）