王外相は、「新政府の発足により、アフガニスタンは新たな歴史的段階に入り、政治、経済、安全の面で過渡期にある。その中にはチャンスも試練もある。中国は、今回の会合により国際社会がアフガニスタンの政治的和解プロセスを支持していると明確なメッセージを発信し、アフガニスタンの基盤作りの能力強化において助けとなることを期待する。これは、『アフガニスタン人によるアフガニスタンの管理』を実現するためのカギである。中国は、国連がアフガニスタンでより大きな役割を果たすことを支持する」との考えを示しました。

　クビシュ特別代表は、「アフガニスタンのガニ大統領の訪中と、北京で開かれるイスタンブール・プロセス外相会合は、国際社会に幅広く受け入れられ、高く重視されている。国連は引き続き中国とともに、アフガニスタンの平和、安定、発展と和解の実現に取り組んでいきたい」と述べました。（洋、小山）