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中国の楊潔チ国務委員は18日ボストンでアメリカのケリー国務長官と会談し、双方は中米関係および共に関心を寄せる問題について突っ込んだ意見交換を行いました。会談のあと、中国外務省の秦剛報道官は会談の状況について説明しました。
エボラ出血熱の影響について、楊国務委員は「中国はアメリカと協調・協力を強め、各自の特徴を生かし、国際社会とともにアフリカ諸国のエボラ退治を支援し、難関を乗り越えていく」との決意を示しました。
朝鮮の核問題に関して、楊国務委員は「朝鮮半島非核化を実現し、半島の平和と安定を維持、保護し、対話と協商を通して問題を解決することは、中国とアメリカを含む各国の共同利益と合致している。関連各方面が引き続き手を携えて努力し、機会を見逃さずに、情勢が緩和の方向へ発展できるよう促し、6ヵ国協議の再開に有利な条件を作り出すよう期待している」と強調しました。
イラン核問題について、「現在、全面的な協議と交渉は重要な段階に入り、中国は関連各方面が平等な協商を堅持し、それぞれの関心事を考慮し、外交の知恵と想像力を充分に発揮し、食い違いを無くし、公正かつバランスの取れた互恵共栄の協定を出来るだけ早く結ぶよう促進することを期待している」との希望を述べました。
また、テロ取締まりについて、楊国務委員は「中国はあらゆるテロリズムに断固として反対する。アメリカを含む国際社会とともにテロ取締り分野での交流と協力を深めていきたい」と話しました。(怡康、kokusei)
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