米国務省報道官は8日、米国、EUとイランの3者会談が来週オーストリアのウィーンで開催されることを明らかにしました。

　この報道官は同日の記者会見で、「米国のケリー国務長官、EUのアシュトン外務・安全保障政策上級代表、イランのザリフ外相が15日に会談を行う予定だ。これはイラン核問題に関する全体交渉の一部である。それに先立ち、バーンズ国務副長官などが14日イラン側と2国間会談を行い、3者会談に向け準備を進める」と述べました。

　昨年11月にイランが6カ国（中ロ米英仏独）と合意した「共同行動計画」によりますと、今年7月20日までにイランは一部核活動を停止し、その代わりに西側は経済制裁を軽減すると決められていました。7月20日までに、全面的な協議に達成しなかったため、各側は交渉期限を4ヶ月延長することに合意しています。（ooeiei、小山） 国際・交流へ