中国語スピーチコンテストの会場
朗読部門は「大学生の部」と「一般の部」に分けられ、参加者は課題文の中国の物語を読み上げ、その発音や表現力がチェックされます。19歳の大学生から75歳の社会人まで15人が発音やイントネーションに気をつけながら一生懸命読み上げ、大接戦を繰り広げました。
弁論部門では、中国語による自作の文章の内容や表現力がチェックされます。8人が出場し、テーマに日中友好を取り上げる方が多くいました。厳しさが続く両国関係の中でも、民間人同士の交流や絆を強める意欲が強く訴えられるなど、本格的な弁論発表となりました。
朗読部門の発表
「弁論部門」で優勝した会社員の吉澤茜さん(36歳)は、中国人の友人とともに地元長野への中国人観光客誘致に力を入れることを通して、両国の国民同士の友好の大切さに目覚め、今後の努力の方向を見出せたことを発表しました。
トロフィーを手渡す長野県日中友好協協会井出正一会長
岩下隆審査委員長は「朗読部門の出場者は、中国語の学習期間が短いのに、正確な発音ができていた。また、弁論部門では、現在の両国関係を直視し、友好に努めていく意気込みを発表し、非常に良かった」と、評価していました。(朱丹陽) 国際・交流へ
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