EU・欧州連合の臨時首脳会議が現地時間の30日、ベルギーのブリュッセルで開かれました。会議後に出された文書によると、一週間以内に具体案を提出し、ロシアに対する追加の制裁をする準備をしていくとしています。
欧州理事会のヘルマン・ファン・ロンパイ議長は、会議後「ウクライナの情勢はこの3日間で著しくエスカレートした。当面、衝突の食い止めと事態の悪化防止にすべての力を注ぐべきだ」とした上で、「7月末にロシアに対して行った一連の経済面での制裁は明らかに影響が出た」と述べました。
また、EUのバローゾ委員長は「制裁は目標ではない。ロシアの指導者にその行動が『受け入れられないものだ』と認識させるためだけのものだ」と述べたほか、「ウクライナ危機は軍事的な手段で解決できない。EUやウクライナと建設的な協力を進めていくようロシアに促していきたい」と強調しました。(藍、高橋敬)国際・交流へ
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