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国連のパン・ギムン事務総長は2日、エルサレムで起きたパレスチナ青年殺害事件を非難すると共に、関係各方面に情勢の悪化を避けるよう求める声明を発表しました。
声明は、被害者家族に向け慰問の意を表すと共に、この卑劣な行為の実行者を裁判にかけるよう、呼びかけました。また、緊迫した情勢のさらなる悪化による死傷者増加を避けるよう、関係各方面に促しました。
同日、パレスチナ政府も青年の殺害事件を非難し、アッバス大統領は声明で、犯罪者を裁くと共に、ユダヤ人入植地の過激派によるパレスチナ人に対する攻撃を止めさせ、この種の攻撃による緊迫した状況を解消させるようイスラエル政府に求めました。
ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスも同日、事件を非難し、この事件はイスラエルがパレスチナの土地を占領することで引き起こされた暗黒面を反映したものであるとして、イスラエルとの安全協力を含む一切の連携を止めるよう、アッバス大統領に呼びかけました。(ヒガシ)国際・交流へ
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