エジプトのアレクサンドリア緊急事務裁判所は15日、「ムスリム同胞団のメンバーは、まもなく実施される大統領選と議会選挙に参加することを禁止する。最高選挙委員会はムスリム同胞団メンバーの申請を受け入れてはいけない」と採決しました。
エジプトの中東通信の報道によりますと、ムスリム同胞団に反対する組織の弁護士代表は、ムスリム同胞団メンバーの大統領選と議会選挙への参加資格を剥奪するほか、ムスリム同胞団や、その他の過激組織の政治活動への参加を禁止するべきだと裁判所に訴えました。
エジプト暫定政府は昨年12月、ムスリム同胞団をテロ組織に指定しました。今年2月、カイロ緊急事務裁判所は「ムスリム同胞団がテロ組織だ」との判決を下し、内閣の決定を法律面からも認めました。今月10日、暫定政府のメフレブ首相は「裁判所の判決を実行するよう要求し、ムスリム同胞団の犯罪行動に関与するすべての個人、言論あるいは文章での組織PRする行為を制裁する」との決議に署名しました。(Yin、山下)国際・交流へ
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