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　イスラエル首相事務室は2日に声明を発表しアメリカのケリー国務長官がこの日イスラエルを再び訪問し、ネタニヤフ首相と会談したことを明らかにしました。ケリー国務長官も会談の前に声明を発表し、「パレスチナとイスラエルが共に努力さえすれば、和平を実現することは不可能ではない」と述べました。

　またケリー国務長官は声明の中で「和平交渉は完了できない任務ではない。これからの数週間或いは数カ月の間、パレスチナとイスラエルはいずれも難しい選択をする。これらの選択で和平が可能性だけでなく、現実であることが人々に伝えられる」と述べました。

　一方、パレスチナ民族解放運動の中央委員会は当日、「パレスチナはアメリカのケリー国務長官が提案した枠組み的協定を受け入れない」と述べました。

　消息筋によりますと、ケリー国務長官が提案した枠組み的協定には、将来のパレスチナ国に引き続きイスラエルの軍事力を残すことが含まれています。パレスチナはこれをイスラエルにかたよった利益と見なし、拒否する意向を示しました。（玉華、吉野）国際・交流へ