EU・欧州連合統計局が10月31日発表したデータによりますと、9月のユーロ圏の失業率は12.2%に達し、前の月と横ばい状況にあって、ユーロ圏の経済回復状況は依然として芳しくないとしています。
9月、EUの失業率も前の月とはあまり変わらず11.0%でした。欧州債務危機が発生して以来、ユーロ圏とEUの失業率は持続的に上昇し、このほど欧州経済は後退状況がら抜け出したとはいえ、回復の勢いは就業市場にはまだ伝わっていません。
また、ユーロ圏とEUの失業率は去年同期に比べいずれも上昇しています。ちなみに両者の去年同期の失業率はそれぞれ11.6%と10.6%でした。
EU加盟国のうち、失業状態が最も深刻なのはギリシャとスペインで、それぞれ27.6%と26.6%でした。こうして、いま就業問題をいかに解決するかはEU加盟国にとって最大事となっています。(玉華)国際・交流へ
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