中国の民間では「ソテツが開花した」という言葉で極めて珍しいことを表します。ソテツの開花はめったに見られない風景です。このほど、四川省の叙永県でソテツが同時に開花しました。数十輪の花がまるで宝塔かメロン、または夜光珠のようで、観光客の目を引きました。
叙永県は四川盆地の南、四川省、雲南省、貴州省の3省が隣接する場所に位置し、十分な降雨量と豊富な森林資源があることから、動植物資源の天然の遺伝子バンクであり、天然の酸素バーでもあります。叙永県の永寧路は全長400メートルあまりで、道の両側には直径30センチから40センチほどのソテツ60株が植えられています。そのうちの半分が、今年5月中旬から相次いで花をつけています。
近隣の人々は「縁起がいい」と喜び、観光客も驚いて写真を撮っています。
地元林業局の職員は「ソテツが集中して開花したのは、4月が高温だったことに加え、5月に晴天と雨の日が交互に来たことと関係がある」と紹介しました。(Yin)旅行・文化へ
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