ナイジェリア中央銀行のサヌシ総裁が、12日付の英フィナンシャル・タイムズに投稿した「中国のアフリカ各国との関係は殖民主義の色合いを含む」とする文章について、中国外務省の華春エイ報道官は14日、北京で、「サヌシ総裁の言論は事実とかみ合わない。中国はこれに注目するとともに、不満を抱いている」と強調しました。
華報道官は「アフリカは歴史上、長期的に植民地支配下にあった。このことから、何が植民主義か、よく理解しているはずだ。ここ数年、中国とアフリカの協力は、アフリカの経済発展と民生改善を大きく促した。これは、アフリカ諸国と国際社会で広く評価されている。この協力を、昔の西側の殖民主義と見なすことは、論理的に通じない。今後、中国は引き続き、真摯、友好、平等、互恵共栄、共同発展といった原則を踏まえて、アフリカとの関係を発展させていく。さらに、引き続き、アフリカの平和、安定、発展のために、積極的に貢献していく」と述べました。(朱丹陽 中原)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |