キューバでは第8回人民権力全国会議が24日に開かれ、国家評議会の議長にラウル・カストロ氏(81)が再選されました。これが最後の任期になります。
国家評議会の議長はキューバの国家元首と政府指導者に当たります。カストロ氏は閉会演説の中で自らの再選について「キューバで資本主義を実行するためでも、革命をあきらめるためでもなく、社会主義を守り、それを維持しさらに改善していくためだ」と強調しました。
ラウル・カストロ氏はフィデル・カストロ(Fidel Castro)前国家評議会議長の後任として2006年に最高権力機関である国家評議会の議長に初当選し、2008年には、人民権力全国会議の創設大会で就任宣誓を行いました。
この日、議長や第1副議長を含む国家評議会の新メンバー31人の人選も決まり、キューバの総選挙は幕を下ろしました。(ミン・イヒョウ) 国際・交流へ
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