イエメンのハディ大統領が来月18日に全国和解対話を実施すると発表したことについて、国連安保理は15日議長声明として歓迎の意を示し、対話と協議を通じて意見の食い違いを解消するよう呼びかけました。
安保理の今月の議長を務める金塾(キム・スク)韓国国連大使が安保理会議で読み上げた声明によれば、安保理は、移行協定におけるスケジュールと基準に基づき、誠意を持って平和的かつ透明性と建設性のある和解の方式を探るよう各側に求め、国民投票も期待しているとしています。同時に、安保理は非暴力的な手段で政治目標を達成し、挑発行為をやめ安保理の関連決議を守ることも呼びかけました。
また、声明によりますと、安保理は、イエメンのサーレハ前大統領をはじめ元政府首脳や元反対派に、移行協定に違反した行為があるとする報道にも注目しているということです。イエメンの全国的な団結と政権移譲をもし脅かす行動が続けば、安保理は国連憲章第40条を含む更なる措置を講じる用意があるとしています。(ミン・イヒョウ)国際・交流へ
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