11日午前8時20分ごろ、雲南省昭通市鎮雄県で土石流が発生し、14世帯46人が生き埋めになりました。12日午前11時50分までに46人の死亡が確認されました。現場には10数台の掘削機が出動し、1,000人以上の態勢で救出にあたっています。

　地滑りが発生した後、雲南省政府は緊急対応マニュアルを直ちに発動し、当日の午後7時、雲南省の李紀恒省長が国土、民政、住宅建設、交通、衛生などの関係者を率いて、6時間かけて現場に到着し、救出作業を指揮しています。

　専門家の調査によりますと、今回の地滑りは連日の雨や雪により、土壌が長期的に水に浸され、飽和したことにより発生したということです。

　また、当日午後10時30分までに、民政部門はテント230張、布団300枚、衣類250枚、インスタントラーメン、ミネラルウォーター、パン、懐中電灯などを調達しました。雲南省赤十字も布団200枚、衣類200枚を被災地へ運び込みました。（ooeiei、中原）暮らし・経済へ