6位、「ヒッグス粒子発見」
7月4日、欧州原子核研究センター(CERN)は、ATLAS実験およびCMS実験が行ってきたヒッグス粒子の探索に関する最新の暫定結果として、両実験ともに質量125-126GeV付近に新粒子を観測したことを発表しました。この発見は科学界では大きな話題になりました。
ヒッグス粒子はイギリスの理論物理学者であるピーター・ヒッグス氏が60年代に存在を提唱し、質量の源と考えられている粒子です。
この実験には20年近くに渡り、世界80カ国から7000人余の科学家が参加しました。実験に使われた欧州原子核研究センターの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は100億ドルに達します。
米科学誌サイエンスは、欧州原子核研究センターがヒッグス粒子の存在を確認したことを今年発表した「2012年10大成果」のトップに挙げました。
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