NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務総長は17日、ベルギーの首都ブリュッセルで、「NATOがトルコのシリア国境付近に『パトリオット』ミサイルを配備するのは防衛のためだ」と強調しました。
これは、ラスムセン事務総長がベルギー首相との会談後の記者会見で述べたものです。ラスムセン事務総長は、「『パトリオット』ミサイルの配備は純粋に防衛のためだ。NATOは攻撃を行おうとするいかなる意図もない」とした上で、「トルコにミサイルを配備することは、トルコを攻撃しようとするいかなる計画に対しても、抑止力となる」と強調しました。
シリア紛争がトルコに拡大する勢いを見せるなか、両国はすでに一部で交戦しています。NATOは12月4日、トルコに「パトリオット」ミサイルを配置すると発表しましたが、これに対して、国際社会では種々の憶測が広がっています。(朱丹陽 大野)国際・交流へ
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