クーデターの混乱に乗じて、西アフリカのマリ北部が過激派に占拠されている問題について、フランスのオランド大統領は11日に「フランスは直接軍事介入をすることはない」としながらも、「アフリカ諸国がマリ北部の過激派に対して軍事行動を取るなら、フランスはアフリカ諸国側に立つ責任がある」と述べました。
フランスのルドリアン国防相もこの日に「一部の過激勢力はマリ北部が含まれるアフリカのサヘル地域を『テロの温床』にしようとしている。フランスと欧州連合(EU)が行動を取らなければ、自身の安全も脅かされる」と指摘しました。さらに「国連安保理は、アフリカ諸国が提案した軍事介入を支持すべきだ。EUは直接参加せず、物資の調達や人材養成、情報提供などの支援をすればいい」との考えを示しました。(鵬、吉野)
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