ADB・アジア開発銀行はこのほど報告書「2012年アジア発展展望」の更新版を発表し、アジア発展途上国の2012年と2013年の経済成長率を下方修正しました。報告書は「アジアのGDP成長率は2011年の7.2%から2012年には6.1%、2013年には6.7%に下がる。この地域の経済は長年に渡って急速な成長率を実現したが、不景気が続く世界経済の中で、今後は長期的に渡って緩やかに伸びていくだろう」と指摘しました。
また報告書は世界経済の成長が鈍化している中で、中国とインドの経済はいち早く回復するとしています。中国の2012年の経済成長率を7.7%、2013年を8.1%に修正したほか、2011年は6.5%だったインドのGDPの成長率は、2012年は5.6%に鈍化するとしました。(任春生、吉野)国際・交流へ
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