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 WHO、「淋菌の薬剤耐性は人々の健康に脅威」

2012-06-07 15:21:13     cri    

 WHO・世界保健機関の関係者は6日、ジュネーブで、「性感染疾患の淋病病原体である淋菌が、抗生物質セファロスポリンへの抵抗性を持つようになり、人々の健康に脅威をもたらすことになるだろう」と述べました。

 この関係者はこの日ジュネーブで行った記者会見で、「WHOへの報告によれば、オーストラリア、フランス、日本、ノルウェー、スウェーデン、イギリスでは、近年、抗生物質セファロスポリンへの薬剤耐性を生じた淋菌が発見された」と明らかにしました。

 また、この関係者は「薬物の不適当な使用と投薬量の誤りにより、淋菌の薬剤耐性がもたらされた。この薬剤耐性の結果は非常に重大で、淋病がさらに感染しやすくなると同時に、死亡率も高くなり、人々の健康に脅威をもたらすだろう。WHOは現在、世界中の研究室で淋菌に対する抗生物質の効力を高めると共に、淋菌の薬剤耐性に対して監視と制御を実施している」と強調しました。(玉華、大野)国際・交流へ

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