中国の陳徳銘商務相は19日、メキシコのプエルトバジャルタで開催中のG20初の経済貿易閣僚会議で、「世界の生産における相互の補完性を正確に認識し、保護貿易主義に引き続き反対すべきだ」と述べました。
陳徳銘商務相は、「G20経済貿易閣僚会議は、全世界の経済貿易問題を討議する重要な機会だ。世界金融危機の影響は今もまだ続いており、経済回復のプロセスは順調ではない。今回会議は積極的な協力の基調を示し、『安定を促し、成長を確保する』ことに重点を置き、全世界の経済貿易の発展に積極的な役割を果たすべきだ」と述べました。
陳商務相は、また「各国の共同の努力やWTOなどでの合意を受け、保護貿易主義は全世界に氾濫しているわけではないが、最近、また台頭する勢いを見せており、引き続きこれに反対していかなければならない」と強調しました。(玉華、大野)暮らし・経済へ
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