台北の故宮博物院と米グーグル社（Google）は12日、「アートプロジェクト」故宮収蔵品ホームページを共同で発表しました。この日から、全世界のネット利用者はこのプロジェクトが開設したウェブサイト(http://www.googleartproject.com)で、故宮の収蔵品を鑑賞できます。

　「アートプロジェクト」はデジタル技術を駆使して世界の美術館の収蔵品を展示するもので、台北故宮博物院は、「翠玉白菜」や「毛公鼎」、宋・郭熙の「早春図」、範寛の「渓山行旅図」など18点の美術品を鑑賞できます。このほか、「アートプロジェクト」ではストリートビュー機能を利用して台北故宮の室内の映像を提供しており、ネット利用者は故宮の模擬観光もできるということです。（ＺＨＬ、大野）旅行・文化へ