中国の戴秉国国務委員は19日、ミャンマーのネビドーで第4回大メコン圏地域経済協力(GMS)指導者会議に参加しているカンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン・タンマヴォン首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相とそれぞれ会談しました。会談では、共に手を取り合ってGMS協力を深化させ、大メコン圏の貧困排除に努め、経済と社会の発展を促し、地域経済協力圏の人々の福祉改善のために積極的に貢献することで一致しました。
カンボジアのフン首相との会談で戴国務委員は、「中国はカンボジアとの友好関係を重視しており、カンボジアとの経済貿易協力の更なる深化を期待している。交通インフラや水利インフラ建設などの分野において絶えず協力を押し進め、両国の国民に恩恵をもたらしたい」と述べました。
また、ラオスのトンシン首相との会談では、「双方が中国・ラオス経済協力計画を実行し、経済貿易協力のレベルを絶えず引き上げ、安全な協力実施を強化し、大メコン航路の安全を共に守ることを希望している」としました。
ベトナムのズン首相と会談した際には、「共に『中国・ベトナム経済貿易5年発展計画』を実施し、バランスの良い二国間貿易の発展を推し進め、南海の平和と安定を共に維持していきたい」と述べました。
三ヵ国の指導者は共に、中国との友好を一層強化し、各分野の実務協力を全面的に深化させ、海上問題の適切な解決に取り組み、両国関係を前進させていく考えを示しました。(劉叡、中原)
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