中国全国人民政治協商会議の賈慶林議長は24日、北京で、ラオスのトンルン・シースリット副首相兼外相と会談し、「中国はラオスと共に、両国間の全面的な戦略的協力パートナーシップの中味を絶えず充実させていくことを希望する」と述べました。

　賈慶林議長は、「中国は、政府とラオスの政党が長期にわたって『一つの中国』政策を堅持してきたことを高く評価する。中国はラオスと共に、ハイレベルな往来を続け、各分野において実務的な協力を進めていきたい。そして、国交樹立50周年を祝うイベントを成功させたい。中国全国人民政治協商会議とラオス建国戦線との交流を一段と進め、両国関係の発展のために寄与していきたい」と述べました。

　トンルン・シースリット副首相兼外相は、「ラオスは中国と共に、国交樹立50周年を機に、両国の全面的な戦略的協力パートナーシップを絶えず新たな段階に押し上げていくつもりだ」と述べました。

　なお、トンルン・シースリット副首相兼外相は中国の楊潔チ外相の招きに応じて、22日から26日まで、中国を訪問しています。（董燕華、高橋）