中国の習近平国家副主席は24日、オーストラリア訪問を終えて、帰国しました。これより先に習副主席はバングラデシュ、ラオス、ニュージーランドを訪問しました。訪問に同行した陳健商務次官は「習副主席の今回の歴訪は、これら4カ国との経済貿易協力を大きく推進した」と表明しました。

　陳健次官は、「訪問期間中、習副主席はこれら4カ国の指導者及び工商界などと両国の経済貿易関係などについて幅広く意見を交換し、共通認識に達した。また、両国政府や企業の経済貿易協力文書の調印式に出席した。中国とこれら4カ国の経済貿易関係は良好なもので、まだ大きな発展の潜在力がある。そして、中国とASEAN・東南アジア諸国連合の自由貿易区、ニュージーランドと調印した自由貿易協定が積極的な役割を果たしてきた。アジア太平洋地域が率先して、金融危機による影響から抜け出したのは、これら諸国の貿易投資の制度抜きには考えられない」と述べました。（翻訳：トウエンカ）