WTO・世界貿易機関・発展途上国農業交渉協調グループの加盟国閣僚らは29日、ジュネーブで共同声明を発表し、WTOの各加盟国がより積極的な政治的願望を示し、実際の行動を取り、8年間にわたるドーハラウンドを加速し、2010年の年末までに最終合意を達成するために努めていくよう呼びかけました。

　同発展途上国農業交渉協調グループは中国、インドネシア、ブラジル、インドなど20数カ国の主要な発展途上国からなり、WTOの100あまりの発展途上加盟国の利益を代表しています。当日、このグループの加盟国の閣僚は会議を開催し、互いに協調の立場を示しました。会議後の共同声明はドーハラウンドをできるだけ早く成功させる願望を示すと同時に、アメリカを始めとする先進国に、より積極的な政治的立場を示すよう呼びかけています。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）