台北で開催中の「雍正——清世宗文物大展」に参加するため、台湾を訪れた北京故宮博物院の鄭欣淼院長は8日、台北で新著『故宮と故宮学』を発表しました。鄭院長は著書の前書きで、「読者との交流を通して、故宮に関心を寄せ、理解し、研究し、保護してくれる人がさらに増えることを願っている」と記しています。
8日午後、台北で行われた新著の発表会で、鄭院長は、「故宮は文化そのものであり、古代建築や収集されている文化財、故宮博物院だけでなく、明と清の王朝の歴史や人物、出来事が皇居という形で残されている。しかも、これらは切り離すことはできず、内在的につながっている」と話しました。
台湾で刊行された新著は、年頭に北京で出版された同名書籍の内容に基づいたものです。台北の遠流出版公司は原著の20本以上ある文章の中から15本を抜粋し、繁体字で出版しました。
なお、鄭院長は5日に台湾に到着しました。9日、台湾政治大学の大学生と交流会を行う予定だということです。(翻訳:Yan、田中)
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