韓国の玄仁澤(ヒョン・インテク)統一相は15日、「開城（ケソン）工業団地の朝鮮労働者の給料と土地の賃貸料を引上げるという朝鮮の新たな要求は受け入れ難く、双方が署名した開城工業団地に関する協定を遵守すべきだ」との考えを表明しました。

　玄仁澤統一相は「朝鮮は11日の会談で労働者の給料と土地の賃貸料を引上げるよう求めた、韓国としては、双方が調印した協定が遵守されるべきだと考える。これが、工業団地を安定して発展させる基礎だ。賃貸料を5億ドルにするよう求めているが、これは受け入れ難い」と強調しました。

　なお、韓国統一省の報道官は19日に協議を継続することを明らかにしました。（Katsu）