北京
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中国中小企業協会が11日発表したデータによりますと、10月の国内中小企業発展指数は前月より0.3ポイント上昇して89でした。これは今年最大の上昇幅で、昨年3月以来最大の単月上昇幅でした。
項目別指数では、マクロ経済感受性指数、コスト指数、労働力指数、投入指数、利益指数は下落から上昇へ、総合経営指数、資金指数は横ばいから上昇へ転じ、市場指数は引き続き上昇しました。これにより、中小企業の生産経営が改善され、景気水準は明らかに回復したことが示されています。10月の項目別指数全体の上昇は、今年3月以来2度目となりました。
業種別指数では、工業指数は9月の上昇傾向を継続し、建設業、交通運輸業、不動産産業、社会サービス業、宿泊飲食業指数は下落から上昇へ、卸売小売業や情報伝送ソフトウェア業指数は上昇から下落に転じました。全体的に見ると、業界は回復傾向にあります。
また、国民経済の8大業種のうち、6業種の市場指数が上昇しました。うち、9月比で社会サービス業が1.0ポイント、不動産産業が0.7ポイント、交通運輸業が0.6ポイントと大幅な上昇をみせました。
さらに、10月の中小企業の稼働率も顕著に上昇しました。稼働率が50%以上の企業が75%を超え、うち完全操業の企業は40.2%で、いずれも前月より大幅に増加しました。(朱、榊原)
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