中国代表 日本による独断専行の放射能汚染水海洋放出計画は極めて無責任

2023-06-06 15:59:25  CRI

 ウィーンで5日に開かれた国際原子力機関(IAEA)の6月理事会会議で、中国国家原子能機構(CAEA)主任でIAEA中国理事の張克倹氏は、日本による福島の放射能汚染水海洋放出計画を強く非難しました。

 張氏は「福島の放射能汚染水の海洋放出は、世界の海洋環境と人々の健康に関わる大きな問題であり、日本の私事ではない。日本政府が日本国民および世界各国の正当で合理的な懸念を無視し、汚染水の海洋放出計画を独断専行で加速するのは、極めて無責任な行為だ」と指摘しました。  

    張氏は「IAEAが客観的で公正な立場を守り、関係各国の意見を十分に聴取し、国際安全基準を貫き、世界の海洋環境と人々の健康を脅かす日本による無責任な海洋放出を断固防ぐことを望む」と述べました。(殷、柳川) 

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