RCEP 加盟15カ国全てで完全発効

2023-06-02 16:11:47  CRI

 商務部は、フィリピンで2日に地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が正式発効したことで、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国とオーストラリア、中国、日本、韓国、ニュージーランドの15カ国の署名国全てでRCEPが全面発効したことを明らかにしました。

 商務部は「RCEPの全面発効は開放、自由、公平、包摂的でルールに基づく多国間貿システムを支持する15カ国の決意と行動を全面的に反映している。RCEPは地域経済の統合に強大な推進力を与え、東アジアにおける貿易と投資の自由化や利便化のレベルを包括的に向上させ、地域及び世界経済の安定した長期発展に寄与する」と説明しました。

 商務部は「中国はRCEPの質の高い実施を引き続き推進し、すべての地区および全ての産業や企業に対して、同協定を掘り下げて実施して有効活用するための指導とサービスを提供し、同協定がボーナスをもたらし続けることを促進する。さらに、産業チェーンやサプライチェーン協力、ハイレベルな開放と質の高い発展の促進におけるプラスの役割を十分に発揮させる。同時に、各署名国と連携して協定の義務を履行し、RCEPメカニズムを強化し続け、協定の実施レベルを全面的に高め、RCEPによる協力の着実な前進が強力に保障されるよう努めていく」と表明しました。(hj、鈴木)

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