習近平国家主席、中国・中央アジアサミットで基調演説

2023-05-19 14:49:13  CRI

 習近平国家主席は19日、陝西省西安市で行われた中国・中央アジアサミットで、「互いに見守り助け合い、共同発展・全面的安全・世代友好の中国・中央アジア運命共同体を共に構築する」と題する基調演説を行いました。

 習主席は演説で「中国と中央アジア諸国はこの10年間、シルクロードの全面的な復興に手を携えて取り組み、未来志向の深い協力に全力を尽くし、双方の関係は新たな時代を迎えた」と表明しました。

 また、「中国・中央アジア運命共同体の構築には『4つの堅持』が必要だ。まずは見守り助け合うことを堅持し、核心的利益に関わる問題については一貫して明確かつ強力に支持し合うことだ。次は共同発展の堅持で、『一帯一路』共同建設で引き続き先を走ることだ。第三は全面的な安全の堅持で、地域が安全保障面での苦境脱出に力を入れ、恒久的な平和を共有する共同体をともに構築することだ。第四は世代を通じた友好の堅持で、互いに知り合い、互いに親しみ合う一心同体の共同体を築き上げることだ」と強調しました。

 習主席はさらに、「中国は各側と緊密に協力し、中国・中央アジアの協力を計画し、実施し、発展させていく」とした上で、「協力メカニズムの強化、経済貿易関係の拡大、相互連結の深化、エネルギー分野の協力拡大、イノベーションの推進、発展能力の向上、文明間対話の強化、地域平和の維持などの面で、中央アジア諸国との交流と協力を強化することを望んでいる」と示しました。(非、鈴木)

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