米国の台湾問題での歴史逆行を許さない=国防部

2023-05-16 18:52:08  CRI

 情報筋によると、米国政府は「緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)」と呼ばれる武器放出権限に基づいて、台湾に5億ドル規模の武器を供与する方向で調整していると報じられています。国防部報道官の譚克非大校は16日の記者会見でこの問題について、「米国は民進党当局との軍事的な結託を絶えず強め、双方の軍事的連携を密にし、実質的な関係をエスカレートさせて中米関係の根幹を揺るがし、台湾海峡の平和と安定を破壊している。これは非常に危険であり、誤った行動だ」と述べました。

 譚報道官は「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、中米関係において最も越えてはならないレッドラインだ。『国交断絶、条約破棄、軍隊の撤退』という三原則は中米国交樹立の前提条件であり、歴史に逆行することは絶対に許されない」と改めて指摘した上で、米国に対して「一つの中国」の原則と中米の三つの共同コミュニケの規定を確実に順守し、「台湾独立」を支持しないという約束を実行に移し、米台のいかなる形の軍事的結託もやめるよう求めると同時に、民進党当局と「台湾独立」分裂勢力に対し、「米に頼って独立を企て」「武力によって独立を謀る」やり方には前途がないと警告しました。

 譚報道官はまた、中国人民解放軍は「台湾独立」分裂勢力と外部からの干渉によるいかなるたくらみも断固として粉砕し、国家の主権と領土保全を守り抜く決意を示しました。(ZHL、坂下)

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