秦剛国務委員 ポツダム会談の会場跡地を訪問

2023-05-11 19:13:09  CRI

 秦剛国務委員兼外交部長はドイツのベルリンで現地時間10日、ポツダム会談の会場跡地を訪れ演説を行いました。秦剛国務委員の今回の訪問の目的について、外交部の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で、「第2次世界大戦後の国際秩序の順守を世界に伝えることだ」と述べました。

 汪報道官は秦剛国務委員の談話を紹介する形で「1945年に開かれたポツダム会談は第2次世界大戦後の国際秩序を築く上で重要な役割を果たし、中国人民にとって特別な歴史的意義を持つ。会談後に発表された『ポツダム宣言』は、日本が台湾を含む中国の領土を中国に返還すべきことを含む『カイロ宣言』の規定を再確認した」と示しました。

 汪報道官はまた「今日、米国はルールに基づく国際秩序を守るべきと言い続けているが、自らが当時起草した『ポツダム宣言』を後回しにし、『台湾独立」分裂活動を支持、黙認し、戦後の国際秩序を破壊し、中国の主権と領土保全を損なっている。中国人民はこれを決して受け入れられない」と表明しました。(張、CK)

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